神代の梅の里公園(岡山県津山市)で3日、梅の収穫体験が始まった。訪れた人はたわわに実った青梅の摘み取りを楽しんでいる。前原啓志同園管理組合長(81)は「園内14種の内、食用は9種あるので、梅干しや梅ジャムなどさまざまな食材に加工してもらえたら」とPRしている。4日まで。
同園は中国地方最大級の梅林で4㌶の丘陵地に約2000本を植えている。今年も気候に恵まれ、平年並みの出来栄えという。現在「南高」「豊後」などが最盛期を迎えた。毎年収穫に訪れているという真庭市上河内の岩﨑政子さん(77)は「程良い酸味が気に入っていて、収穫したのはいつも梅干しや梅酒に加工している。収穫だけでなく、夫と園内をぐるりと回って大きな実を探すのも一つの楽しみ」と話していた。
梅の収穫体験は1㌔あたり500円。収穫している梅は1㌔700円で販売している。午前8時〜午後4時、雨天でも開催する。
問い合わせは、前原組合長(☎090―5267―1668)。