美咲町は2日、産業廃棄物処理業のエコシステム山陽(同町吉ケ原)と、洪水や台風などで発生する災害ごみを処分してもらう協定を結んだ。
津山圏域クリーンセンターで受け入れられなくなった際、町の要請に応じて収集や運搬、処理などを行う。2018年7月の西日本豪雨災害では、倉敷市真備地区で活動した実績、もあるという。
締結式が同町原田の町役場であり、青野高陽町長と吉田隆常務が調印。青野町長は「災害時に大量に出るごみは全国的に喫緊の課題。町民の生命、財産を守るために今後も情報交換していきたい」、吉田常務は「責任を感じている。防災体制の構築に貢献したい」と話した。
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調印した青野町長と吉田常務(左)
美咲町 エコシステム山陽と災害ごみ処分協定
- 2020年10月3日
- 経済・産業