岡山県の旭小学校(美咲町西川)で1日、5年生15人が大阪府岬町の淡輪小学校の同級生(80人、3学級)とオンライン交流会を行い、モニター越しに学校紹介をするなどしてふれあった。
美咲町は全国で2つしかない自治体名「みさき」を縁に、大阪府岬町と2020年に友好交流協定などを結んでおり、教育や災害時の相互応援といった幅広い分野で交流を深めている。
この日は、ビデオ会議アプリ「グーグルミート」を利用し、同校5年生がカメラの前で写真を見せながら、「みんな優しく、明るく元気」といったクラスの特徴や自校給食、近隣の観光スポット「まきばの館」などを紹介。淡輪小の児童も同じく「大阪府南端のあたご山と海に囲まれた自然豊かな場所。近くに海洋センターもある」などと地域の様子について語ったほか、歌を披露した。
八木幹樹君(10)は「緊張したけど、みんな優しそうでよかった。10月に会うのが楽しみになった」と話した。
両校はこれまでに、リモートでカルタ大会を実施したほか、今年度は10月に旭小5年生が岬町に赴き交流する予定。