美咲署は12日、中央中学校(岡山県久米郡美咲町原田)の「サイクルマナーアップモデル校」の指定式と「夜光反射材着用モデル校」の委嘱状伝達式を同校で行った。これに合わせて1年生48人を対象にした自転車の交通安全教室も行った。
式では、青木誠署長が指定書などを有元満治校長らに手渡した。夜行たすきをかけてもらった生徒会長の関友紀さん(14)=3年=が「生徒だけでなく、家族や地域住民への自転車運転マナーの向上や夜行反射材の着用を呼びかけ、悲惨な交通事故を1件でも少なくするよう努めます」と宣誓文を読み上げた。
青木署長は「自転車は生徒にとって身近な乗り物だが、ルールを守らないと交通事故の危険性が高まる。夜行反射材を率先してつけてもらい、地域全体の事故防止につなげたい」とあいさつした。
体育館での交通安全教室では自転車交通ルールのDVDを視聴し、自転車シミュレーターを使用。グラウンドでは実際に自転車に乗り、署員から「右、左、後ろを確認して」と教わりながら交差点を渡るなど、正しい乗り方やルールを学んだ。
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署員に教わりながら交差点を渡る1年生
美咲署 「サイクルマナーアップモデル校」の指定式
- 2022年4月13日
- 教育・保育・学校