自衛隊日本原駐屯地で10日、自衛官候補生の入隊式挙行

総合 自衛隊日本原駐屯地で10日、自衛官候補生の入隊式挙行
         

 陸上自衛隊日本原駐屯地(奈義町滝本)で10日、自衛官候補生の入隊式が行われ、28人が国防を担う隊員への一歩を踏み出した。
 コロナ禍のため人数制限し、来賓や家族を含め約100人が出席。
 坂井健一駐屯地司令が候補生代表の土屋祐礎さん(18)=岡山市出身=に辞令書を交付し、石坂凌雅さん(20)=久米南町出身=が入隊を申告した。続いて鷲見竜也さん(18)=岡山市出身=が「責任を自覚し、心身を鍛え、自衛官に必要な知識と技能の習得に励みます」と宣誓。
 坂井司令は「災害派遣や国際平和協力活動など自衛隊の運用は格段に増大している。候補生として失敗を恐れず、積極的に学び、仲間を大切に協力し合って教育訓練に精進してほしい。困難もあろうが、互いを尊重して切磋琢磨(せっさたくま)し、立派な自衛官に成長することを祈る」と式辞を述べた。
 候補生は約3カ月間、同駐屯地で基礎知識を身に付けた後、各地に分かれて専門分野の教育を受け9月末、部隊に配属される。

宣誓する候補生代表


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