ホームセンター・ナンバ(本社・岡山県津山市材木町)による園芸教室が4日、清泉小学校=津山市綾部=で開かれ、1年生5人、2年生6人が花の苗植えを体験した。
西山秀治総務課長ら社員3人が来校し、この日用意したパンジーの特徴や正しい植え方を説明。子どもたちは地域のボランティアや社員に手伝ってもらいながら鉢やプランターに土を入れ、根が埋まるくらいの深さまで穴を掘った後、白や黄、薄い青、濃い紫色などの花を咲かせた計44株を丁寧に植えていった。
花が咲いている時期は長く、最盛期は3月下旬から4月上旬のころとみられる。卒業式の会場に飾る予定で2年生の内田一颯君(7)と髙山枝莉さん(7)は「パンジーを間近で見たのは初めてかもしれない。きれいでかわいらしい」「6年生に喜んでもらえるように、水やりをちゃんとして元気に育つようにしたい」と話していた。
園芸教室は、同社が花とのふれあいで子どもたちの情緒を育てようと、地域、教育の支援活動「幸せのたねプロジェクト」として2013年に始めた企画。11月中に、市内の幼稚園、保育園、小学校計9カ所で行われる予定。
