レンタサイクルを5月に導入した美作市の湯郷温泉観光協会に16日、同市入田の花房淳子さん(88)が電動アシスト付き自転車1台を贈った。
花房さんは最近、同自転車を購入したものの、実際に使ってみるとサイズが大きかったため、温泉街を訪れる観光客に使ってもらおうと申し出た。
湯郷温泉街の観光案内所に持参し「電動アシストはとても楽に乗れる。お役立てください」とあいさつ。
安東大志同協会長から感謝状、峯平晃行湯郷温泉旅館組合代表理事から商品券が贈られ、内海寿志同協会事務局長が「電動アシストサイクルは女性や高齢者に人気で、多くの方に快適に観光スポット巡りを満喫してもらうため、有効活用させていただきます」と礼を述べた。
同観光協会のレンタサイクルは愛称「みまチャリ」。コロナ禍、三密を回避しながらの観光スポット巡り、地元サークルの利用も狙いに、これまで電動アシスト付きスポーツタイプ、クロスバイク、小型の3種を5台ずつ配備している。
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レンタサイクル用に電動アシスト自転車を寄贈した花房さん(右)
花房淳子さん電動アシスト付き自転車寄贈