美作国一宮・中山神社(岡山県津山市一宮)の秋季大祭が3日にあり、華麗な御神幸行列が練り歩き、五穀豊穣に感謝した。
獅子舞の奉納に続き、県内でも珍しいという御鳳輦(ごほうれん)をかつぐ狩衣姿の氏子や弓持ちの子どもら約90人の行列が厳かに出発。大鳥居を出ると、集まっていた各町内のだんじりが「そーやれ」と威勢良く続いた。
お旅所では神事が執り行われ、地元の小学生4人による浦安の舞と、獅子舞が奉納された。厄払いを求めて獅子舞に頭をかまれる子どもたちの姿も見られ、岡本正弘宮司(61)は「気持ちの良い秋晴れで皆さまの日ごろのお心がけのたまもの。ますます健やかに過ごされることを願っている」と話していた。
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