「津山まつり」の後半を飾る田町奴行列が26日、岡山県津山市城西地区の各所に出動し、華麗な毛やりさばきを披露した。
白化粧にはかま姿の奴役20人、 侍役15人を含む大人総勢約70人が参加。土岐記念館前を皮切りに、歌と三味線、太鼓の音色に合わせて踊りを披露した。毛やりを空中に投げる見せ場では、受け取りが成功すると沿道で見守る住民から拍手が送られた。
この日に向け、マレーシアやクロアチアなどから留学中の津山高専生6人も踊り手として練習に参加しており、マレーシア出身のモハマド・ザコアン・ハリスさん(20)は「初めての日本文化を体験できてうれしい。皆で楽しみたい」と話していた。
