落合文化協会の文化講演会「お笑い落語会」が20日、真庭市落合垂水の落合総合センターで開かれ、来場者110人が軽妙に語られる噺(はなし)に耳を傾け楽しい時間を過ごした。
岡山市を拠点に活動する落語愛好家たちでつくる「噺の会じゅげむ」のメンバーたちが「たらちね」「ちりとてちん」など計3演目を披露。
このほか、昔話「鶴の恩返し」を題材にした小噺(こばなし)では、「助けた鶴が若い娘に姿を変えてやって来た。しかし翌朝、家財道具ともに姿を消した。鶴かと思ったがサギだった」というダジャレを効かせた■落ち(サゲ)■に参加者はくすくすと笑ったり、あたたかい拍手を送ったりしていた。
小川知恵子さん(82)=同市栗原=は「来てよかった。コロナ禍の中で出来ることは制限されているけど、地域のイベントに参加するなど楽しみを見つけていきたい」と話した。
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こっけいな噺に耳を傾けて楽しむ参加者
落合で「お笑い落語会」開催
- 2022年2月21日
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