「青少年健全育成強調月間」(11月)に合わせ、津山西中学校の生徒らが11日、二宮のウエストランドで薬物乱用防止を買い物客に呼びかけた。
同校の生徒10人をはじめ、津山少年サポートセンターや津山署員ら約20人が参加。生徒会のメンバーが「大麻の本当の怖さ」などと書いたチラシやマスクなど啓発グッズ200個を配った。
生徒会長の芦田芽生さん(14)は「薬物に関する知識が広まって、犯罪に手を染める人が一人でも減ってほしい」と話した。
現在、市内の9中学校で順に薬物乱用防止パネルを展示しており、同校の展示期間に合わせて実施した。
同センターによると、今年度の大麻を使用した少年の検挙件数は19件(6月末時点)で、前年同期の4件と比べて急増している。
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ポケットティッシュを配る生徒
薬物乱用防止 西中生徒ら呼びかけ