虐待防止や里親里子に理解を 交流しつつ学び深める”フェス” 「理解の輪広がって」/岡山・津山市

イベント ブースで遊びを体験する子どもたち
ブースで遊びを体験する子どもたち=岡山県津山市で
         

 「みんなでつむぐリボンフェスタ2023」が、岡山県津山市の西小学校で開かれ、親子連れが多彩な遊びを通して児童虐待防止や里親里子への理解を深めた。

 児童虐待防止推進月間(11月)と里親の啓発月間(10月)に合わせ、児童家庭支援センターつむぎ、立正青葉学園、美作大学の3団体が昨年に続いて共同開催した。

 学生による缶バッチ作りや段ボールフィッシング、ペットボトルボウリングなど9ブースを設置。シンボルであるリボンマークの根付け作りや、里親里子の制度説明会もあり、参加者は出展者との交流を楽しみながら学びを深めた。

 放課後デイサービス事業所に勤める野々上真伸さん(44)は、「事業所に通う子どもたちが地域の人と触れ合う良い機会になった。里親や児童虐待に関する理解の輪が広がってほしい」と話していた。


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