「今後も製材を通じて地元や山林を活性化させることができれば」と喜びを語る。
創業150年以上の歴史がある製材業・牧野木材工業(真庭市草加部)の社長を務める。2009年にCO2削減排出枠を国内製材業・県内で初めて受理されるなど、先進的な取り組みを行ってきた。14年に全国木材検査・研究協会から、国内5社目のJAS機械等級区分構造用製材Aタイプ工場に認定。品質の高さから、JAS製材品普及促進展示会で毎年のように農林水産大臣賞を受賞し、総理大臣賞も受けた。
「未来へ美しい自然を残しながら事業を続けていくため、まず環境を考える企業でありたい。木材の将来を切り開いていけるよう今後も切磋琢磨したい」
黄綬褒章
牧野淳一郎さん(65)真庭市久世