西小学校(小田中)で9日、昔遊びを体験する授業が開かれ、1年生25人が地域のお年寄りたちと交流した。
児童は城西地区老人クラブの10人から竹とんぼ、こま回し、あやとり、お手玉などの遊び方を学んだ。けん玉では、玉を皿に乗せていくコツなどを教わった。初めは上手にできなかった児童も「頑張れ」と声援を受け、挑戦していくうちに成功させた。最後に残った手持ちの札の数を競う坊主めくりでは「トランプゲームみたい」と楽しんでいた。
永田琥太朗君(7)は「とても優しくて丁寧に教えてくれたので、うれしかった」。小田中の寺谷守男さん(80)は「元気な子どもたちの姿を見ると力が湧いてくる。こういった機会があれば続けて参加したい」と話した。
同校では、授業の一環で毎年実施している。
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お年寄りとけん玉を楽しむ児童たち
西小学校児童がお年寄りたちと昔遊びを体験。
- 2021年3月10日
- 教育・保育・学校