親子で「モルック」 学区の放課後児童クラブ交流会 地域の絆づくりにも/岡山・真庭市 

教育・保育・学校 モルックで遊ぶ児童と保護者たち=岡山県真庭市で
モルックで遊ぶ児童と保護者たち=岡山県真庭市で
         

 川東小学校=岡山県真庭市田原=学区の放課後児童クラブ「きらりッズ川東」の親子交流会が17日、真庭市落合垂水の落合総合センターで開かれ、同クラブに通う児童と保護者ら計50人がユニバーサルスポーツを楽しんだ。

 親子のふれあう時間をつくろうと毎年行っている恒例行事で、今回はフィンランドのカレリア地方の伝統的なゲームを元につくられた「モルック」で親子対決を実施。

 モルックは、棒(モルック)を投げて床に並べられたピン(スキットル)を倒すゲーム。スキットルには点数が書かれており、倒れたピンの点数を足して合計50点丁度になるように試合を進めていく。「1試合は20分。50点を超えると25点に戻ってやりなおす」などと同クラブの職員からルール説明を受けた後、保護者チームと子どもチームに分かれて熱戦を繰り広げ、勝利数を競った。

 最終的に15戦中、保護者チームが7勝、子どもチームが8勝となり、子どもチームが勝利した。2年の牧野悠人君(7)は「みんなでお話しながらゲームを進めるのは、とても楽しかった。次回開催する時も参加したい」と話していた。

 同クラブは市から委託を受けて保護者らが運営している。髙木秀朗会長は「交流会を通して、普段は見られない家庭外での子どもたちの様子を見ることができたと思う。保護者同士の仲間づくりの場としても活用をうながしていけば、地域の絆は深まると思っている」と話していた。

狙いを定めて棒(モルック)を投げる子ども
狙いを定めて棒(モルック)を投げる子ども


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