親子でぱっくん! 目の前に来ると食べちゃうぞ 温泉街に新たなモニュメント/岡山・真庭市

イベント 「ぱっくんはんざき」の口に頭をいれた子ども
子どものはんざきに"ぱっくん"された子ども
         

 湯原町旅館協同組合は3日、岡山県真庭市の湯原温泉で観光資源のシンボルとなっている「はんざき」(国特別天然記念物・オオサンショウウオ)をモチーフにした「ぱっくんはんざき」のモニュメントのお披露目をはんざきセンター前=岡山県真庭市=で行った。

 「ぱっくんはんざき」のデザインは真庭市在住のデザイナー・小河原さくらさん(49)が考案。目の前に来た動くものを食べてしまうオオサンショウウオの特徴に着目し、はんざきが人の頭を飲み込んでいるという斬新なもの。約5年前からTシャツやトートバックなどに商品化され、人気だったこともあり、今回の企画につながった。

 モニュメントの製作を行った愛知県在住の造形作家・伊藤みのりさん(27)は「みなさんがはんざきの口に頭を入れるなどしていただき、フォトスポットとして楽しんでもらえたら嬉しいです」と話した。

 今回、お披露目されたものは茶色と黄色の2種類。親子のはんざきという設定で、高さ190cmと110㎝の樹脂製。口の部分に頭をいれることで、「ぱっくんはんざき」となる仕掛け。設置場所は未定だが、温泉街の新しいフォトスポットとして活用していく予定。

はんざきの口に頭をいれた子ども
子どものはんざきに”ぱっくん”された子ども
説明する造形作家
モニュメントの紹介をする造形作家の伊藤みのりさん
人気の「ぱっくんはんざき」のデザイン
人気の「ぱっくんはんざき」のデザイン

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