詐欺容疑で逮捕

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 融資の保証料名目で現金をだまし取ったとして、津山署は13日、一色、元津山信用金庫職員・男性容疑者(32)を詐欺の疑いで逮捕した。
 調べでは、美作支店長代理だった今年3月22日、融資を申し込んだ勝央町の50代女性会社役員に対し、融資の保証料は毎月の利息に含まれているにもかかわらず、融資を実行するには現金で保証料を支払う必要があるなどと嘘をいい、現金9万5000円をだましとった疑い。容疑を認めている。
 同信金によると、7月26日に別の顧客から「融資に手数料はいるのか」と問い合わせがあり、内部調査を行ったところ複数の不正が発覚。8月に懲戒解雇し、津山署に刑事告発していた。
 同信金はこの日記者会見を開き、松岡裕司理事長が「多大なる精神的な苦痛と金銭的なご負担をおかけし、心から深くお詫び申し上げる。信頼回復へ向け全力で取り組む」と陳謝した。


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