認知症と診断された高齢者らが集う「認知症本人ミーティング」(津山市地域包括支援センター主催)が27日、北園町の「家庭食堂ROOF」で開かれ、参加者が悩みなどを話し合った。
社会参加の場を提供するとともに、支援のあり方を考える上での参考にしようと、初めて実施した。
市内の70〜80代の女性3人と職員、認知症キャラバンメイト5人が参加。自己紹介や簡単なゲームの後、菓子を食べながらざっくばらんに語った。「物忘れが増えた」「昨日のことも思い出せなくて『あれよ、あれ』などと言うことがあってもどかしい」などの意見が出ていた。
今後も行う予定。同センターは「同じ境遇の人に会うと安心する。今日も笑顔になってもらえた。内容を充実させていきたい」としている。
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認知症の高齢者らが集ったミーティング
認知症本人ミーティング