津山やよいライオンズクラブ(LC)の認証55周年記念式典が17日、岡山県津山市東新町の津山鶴山ホテルで開かれた。県内外のLCや友好クラブの会員ら計約100人が出席し、更なるクラブの躍進と地域社会への奉仕を誓った。
生駒徹志会長が「いま世界では、悲惨な戦争や災害によって大切な命を落とす人がたくさんいる。我々に何ができるか。まず一番身近な家族を幸せにすること。そして豊かな心の和を少しずつ広げ、世の中に笑顔を増やしていけたら幸い」とあいさつ。谷口圭三市長ら来賓が祝辞を述べた。
記念事業として、津山市へ防災備蓄品購入費、市連合町内会へ防犯のぼり旗を465本、津山ロボコンへの協賛金贈呈、「覚せい剤等薬物乱用防止」の駅前啓発活動の実施、LC国際財団への1000ドルの献金を紹介。続いて永年功労賞の表彰式を執り行った。
この後、祝宴が催され、作州昭和歌謡団の演奏、美作大学沖縄県人会のエイサーを楽しんだ。
同LCは1970(昭和45)年、津山鶴山LCのスポンサーで誕生。青少年健全育成事業をはじめ清掃活動、少年スポーツ大会、福祉事業への助成など地域に根差したきめ細やかな社会奉仕活動を行っている。現在の会員は25人。