人形供養が25日、久米南町里方の誕生寺で行われた。古くなったひな人形やぬいぐるみなど約300体が寄せられ、持ち主らが別れを告げた。 檀信徒を含め約50人が参列。漆間勇哲住職らが本堂に並べられた人形を前に読経した後、一人ひとりが焼香して手を合わせた。 浄土宗開祖・法然(1133〜1212)の生誕の地である同寺では、県内外から人形が持ち込まれるようなった約20年前から、法然の命日の「御忌会(ぎょきえ)」の日に供養している。P人形供養の法要を執り行う漆間勇哲住職