津山市は、3月から5月にかけての春の魅力を詰め込んだ誘客キャンペーン「春はつやま」の概要を発表した。多彩なイベントや観光地を一体的にPRし、歴史、文化、自然、食などを満喫してもらう。3月には日本航空(JAL)と連携したプロジェクトを行う。
現在開催中の梅まつり(〜3月27日、神代梅の里公園)を皮切りに、津山さくらまつり(3月27日〜4月11日、津山城)、津山城下町雛めぐり(3月3日〜4月3日、中心商店街、城東、城西地区)、津山まなびの鉄道館開館5周年記念事業(4月3日〜)扇形こどもまつり(4月29日〜5月5日、津山まなびの鉄道館)といった見どころや催しを満載している。
牛肉料理の味を競う「牛うまっ王選手権」(5月2〜4日、津山城)、津山文化センター見学・体験ツアー(5月5日)、高嶋ちさ子「ゆかいな音楽会」(4月29日、津山文化センター)=チケット完売=、東京2020五輪の聖火リレー(5月20日、津山陸上競技場〜津山中央公園)、全国城下町シンポジウム(5月28〜30日)、城西おかげめぐり(随時、城西地区の寺社)などもある。
企画展では、津山洋学資料館の「資料が秘めた物語?〜洋学者がみた西洋文化〜」(3月13日〜6月13日)、ポートアート&デザイン津山の「イタリアの風
武藤順九の宇宙」(3月27日〜4月18日)、津山郷土博物館の「古い写真で見る津山の鉄道展」(4月1日〜5月9日)が開かれる。
国内外に航空路線を持つ日本航空と協力し、市のさまざまな魅力を紹介する「JAL 新JAPAN PROJECT」を3月1日から31日まで実施。機内誌「SKYWARD」への特集記事や、国内線ファーストクラス機内食に津山地域の食材を使用したメニュー提供と紹介などを予定している。
津山観光キャンペーン推進会議がリーフレットを作製。22日の会見で谷口圭三市長は「『春はつやま』と全国的に周知されるよう知名度を高める取り組みを展開し、さらなる観光誘客を図っていく」と力を込めた。
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イベントや観光地を満載した「春はつやま」のリーフレット