岡山県北の谷川に春を告げる渓流釣りが1日、吉井川や旭川水系などで解禁され、澄んだ流れにさおを差し入れてアマゴを狙う人たちの姿が見られた。
津山市の奥津川地区などを流れる津川川では、津川ダム下流から上流にかけて多くの人が入り、日の出とともに川へ。水量は十分で流れはとうとうとしており、イクラやブドウ虫をえさに、流れのゆるやかな場所や深みを狙って仕掛けを流し、朱点鮮やかなアマゴ(通称ヒラメ)を釣り上げていた。
20センチ前後を10匹ほど釣っていた真庭市台金屋の会社員・布野惣一郎さん(40)は「10年来この川に通っている。自然の中で川のせせらぎを聞きながらの釣りはストレス発散にぴったり。晩酌も楽しみ」と笑顔を見せた。
解禁を前に吉井川漁協は28日、管内の3支流にアマゴの成魚約5000匹を放流。同漁協は「おととしからの親魚放流の効果で天然に近い魚も期待している」としている。県北ではアマゴのほかイワナやニジマスも対象魚。遊漁料は年券4400円(小学生以下2200円)、日券1650円(同825円)で、漁期は8月末まで。
