自然と食をテーマにした音楽イベント「KAMO祭2025上を向いて歩こう」(わんらぶ実行委主催)が26日、岡山県津山市加茂町黒木の黒木第2キャンプ場で開かれ、市民らが豊かな自然に囲まれながら食事や音楽を満喫した。
加茂地域で若者と地域住民がつながれる場をつくろうと、昨年に続き企画された。
岡山市などからたこ焼きやスパイスカレー、担々麺、ジャマイカビールといった異国気分も味わえる11の露店が出店。会場ではヨガや北インドの古典音楽、レゲエアーティストたちによるダンスやサックス演奏などが次々と披露され、アフリカンダンスショーでは東京や関西のダンサーたちが全身を使ったしなやかで力強いパフォーマンスを見せ、聴衆を魅了。市内のダンススクールの教室生も登場し、子どもから大人まで開放的な1日を過ごしていた。
主催者の一人で、加茂町物見で古民家宿を経営するジャタダリさん(47)=同所=は「若い人の刺激になり、世代を問わず楽しめるイベントにしたかった。加茂の魅力が伝わるとうれしい」と話していた。
