満月が地球の影に入り、欠けたように見える部分月食が2021年11月19日夕から全国各地で見られ、津山市でも東の空に赤銅色に輝く月の姿を楽しめた。
この日は雲がなく、絶好のコンディション。月の約98%が隠れる「ほぼ会期月食」で、午後6時過ぎに食の最大を迎えた。市民らはカメラやスマートフォンを手に天体ショーを堪能した。日本で起きる次の月食は2022年11月の皆既月食。今回のように大部分が影に入る部分月食は65年後の2086年11月になる。
(写真)岡山県津山市で観測された部分月食=11月19日午後5時58分
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