19日は二十四節気の「穀雨」。穀物に実りをもたらす雨がしっとりと降り注ぐころとされる。
季節が春から初夏へと移ろう中、市中心部の奴通りでは街路樹のハナミズキが道沿いを彩る。青空の下、白と薄紅色の苞(ほう)をいっぱいに広げ、風にやさしくそよぐ。人々の心を癒やす清らかな咲き姿。道行く人やドライバーらが、街なかに映える美しいコントラストを楽しんでいる。
周辺の山々では新緑が鮮やかさを増しつつある。気象台によると、向こう1週間は雨予報もあり、周期的に天気が変わる見込み。