岡山県津山市にある美作高校サッカー部は3日、同市志戸部のワードシステムフィールドで県総体4回戦に臨み、創志学園に0-1で惜敗し、準々決勝進出を逃した。
創志学園の長短のパスを効果的に織り交ぜた攻撃に、美作は前半7分に先制点を許し、その後も守る時間が続いた。後半は一進一退の攻防となり、美作は相手の攻撃に粘り強く対応しながら好機を作ったが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。
県リーグ1部で1位につける強敵に善戦。DF川口巧真主将(3年)は「先週の試合から気持ちを切り替え、いい雰囲気で試合に入れた。後半は修正がうまくでき、攻撃の形も作れていた。今日の試合を次の選手権に生かしていきたい」と手ごたえを口にした。
三好達也監督は「練習やミーティングで取り組んできたことを選手たちがしっかり演じ、最後まで1点勝負ができた。日常生活での差がワンチャンスを決めきる差になる。今日は選手権に向けてポジティブな経験ができた」と話した。