那岐山の山開き 14日 山の駅で安全祈願祭

祭事・神事・法要 那岐山の山開き 14日 山の駅で安全祈願祭
         

 国定公園・那岐山の山開き安全祈願祭が14日、奈義町高円の那岐山麓山の駅で開かれ、関係者約30人がシーズン中の無事故とコロナ禍の収束を祈念した。
 芝生広場に同町と鳥取県智頭町、両町の観光協会の職員、山岳ガイドらも出席。吉野神社(中島西)の髙山命之宮司による祝詞奏上、山に見立てた結界を全員でくぐる登り初めの儀の後、代表者が玉串を捧げた。
 鷹取渡観光協会長、森藤文典副町長が「これから本格的なシーズンを迎えるが、感染リスクの低い自然の中で多くの人がリフレッシュし、安全に登山を楽しんでもらうことを願っている」などとあいさつ。
 岡山、鳥取両県にまたがる那岐山は県下4番目の高峰で標高1255㍍。初夏には群生するドウダンツツジやシャクナゲの花も楽しめる。尾根や沢筋などから山頂を目指すコースのほか、山腹にトレッキングコースも整備され、年間約4万人が訪れる。恒例で今月29日に開いていた登山大会は、コロナ禍のため昨年に続き中止とした。

シーズンを前に登山の安全を祈願する関係者


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