「金子みすゞちいさな展示会」が岡山県津山市川崎の「ポート・アート&デザイン津山」で開かれ、大正から昭和初期に活躍した童謡詩人のみずみずしい感性でつづられた世界観が訪れた人を魅了している。12日まで。
金子みすゞ(1903〜1930)にまつわる品やパネルに印刷された詩など、計50点を展示。「私と小鳥と鈴と」などの有名な作品から大正12年頃の初期の作品まで自然の風景を見つめた感性豊かな詩は来場者に大切な言葉をかけてくれる。また、遺稿発見など関連する新聞記事も置かれている。
主婦の宮野静香さん(67)は「詩が好きで、この展示会に興味があった。来てよかった」と話した。
最終日には、童謡ひろばうたわらべ代表・大島良子さんによる「金子みすゞ童謡ミニコンサート」が開かれる。入場無料。開始は午前11時からと、午後2時からの2回。
開館時間は、午前10時〜午後6時。休館は毎週火曜日、入場無料。
問い合わせは、同デザイン津山(℡0868-20-1682)。
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パネルを見る来場者
金子みすゞちいさな展示会/岡山・津山市
- 2020年7月9日
- イベント