「鉄道館」楽しく学ぼう 小学生対象の講座スタート 最終回は”ガイド”に挑戦/岡山・津山市 

教育・保育・学校 館内の説明を受ける子どもたち
館内の説明を受ける子どもたち=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市内の小学生高学年を対象とした「観光ガイドになろう!楽しく学んで鉄道館ガイド」(市観光協会主催)が3日、同市の津山まなびの鉄道館で始まった。10月22日まで計4回の講座で鉄道の歴史や駅の役割などについて知識を深め、最終回では同鉄道館の”ガイド”に挑戦する。

 初回講座には児童2人が参加。西日本鉄道ОB会津山支部の藤井将宏支部長らが講師を務めた。

 藤井支部長らは「江戸時代に津山藩があり、多くの人が住んでいた津山。1898(明治30)年に県内で2番目に蒸気機関車が走るようになった」「初めは現在の津山口駅まで走っていたが、津山城が建つ中心街に近くて人が住んでいない場所に新しい駅を作ることになり、現在の津山駅ができた」などと語った。

 この後、子どもたちは、館内を周りながら、扇形機関車庫に収められた展示車両の説明を受けた。南小4年生の日下菜穂子さん(9)は「国内で1台のみ製造されたDE50型など、館内にはとても貴重な車両が大切に保管されている。鉄道館のすごさをみんなに伝えられるようにもっと勉強していきたい」と話した。

 次回は10日に行われる。


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