ゴールデンウイークの風物詩・上斎原神社奉納おんな相撲の展示会(猪八戒主催)が30日、鏡野町奥津川西の大釣温泉で始まった。1999年にスタートし、作州地域の名物イベントになったおんな相撲の歴史を振り返っている。16日まで。
新型コロナウイルスの影響で3年連続中止となったため、ファンの人たちに楽しんでもらおうと企画。
各大会のポスターや迫力の写真をはじめ、トロフィーや記録集、永世横綱らのタペストリー、横綱ら3役のかわいらしいパッチワークの化粧まわしなどを展示。来場者に願いを書いてもらい上斎原神社に奉納する巨大絵馬や、顔出しパネルなどの催しが人気を集めている。
名物のちらし寿司「どすこい寿司」(500円、2〜5日)を販売。上斎原の酒店で限定販売の横綱ワイン(1200円)を展示している。
猪八戒おんな相撲事務局の片田八重美さん(69)は「初日から多くの人たちに来ていただき、感謝している。コロナが収束したあかつきには、いつでもおんな相撲を再開できるよう、しっかり備えたい」と話していた。
鏡野町 大釣温泉 おんな相撲の歴史 展示会