鏡野町上斎原の恩原高原スキー場で、植栽されているニッコウキスゲが次々と咲き始め、緑あふれる高原に黄色い花が彩りを添えている。見ごろは11日あたりで、19日まで無料開放している。
夏場のスキー場を活用しようと、同町が5カ年計画事業を立ち上げ、2015年から栽培。パノラマゲレンデに約50アールの畑を設け、約1万8000株を植えている。4日は天候に恵まれ、新緑とそよ風に揺れる花々が鮮やかなコントラストを描いている。多くの観光客が訪れ、記念写真を撮るなどしていた。
初めて訪れたという笠岡市の会社員・池田英明さん(59)は「花はもちろん、気候も涼しくて心地よい。辺りを散策してゆっくりしたい」と話していた。
11、12日には、地域の飲食店がパンや弁当などを販売する「かがみのエール飯」、12日は今回初開催となる電動アシスト付きマウンテンバイクの試乗を楽しむ「E―MTB体験会」が開かれる。
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次々と咲き始めた恩原高原スキー場のニッコウキスゲ
鏡野町 恩原高原スキー場 ニッコウキスゲ咲き始め
- 2022年6月6日
- 自然