阿波で13日、3年ぶりに阿波ふるさとふれあい納涼星空祭りの花火が上がり、真夏の里山の夜空を大輪が彩った。
41回目の祭りは、新型コロナ感染拡大を考慮してイベントを中止。降っていた雨は開始時刻の7時45分前には上がり、あば交流館駐車場に家族連れらが続々と集まった。
300発の花火が打ち上げられた。無風状態だったためやがて煙で見えなくなり、山あいにせん光とともに迫力の音が響いた。加茂町下津川の実家に家族3人で帰省中だった岡山市南区の会社員・上谷勇輔さん(35)は「初めて来たけれど、空が近い感じ。花火は煙でよく見えなかったので、また来たい」と話していた。
写真
夜空を焦がした大輪の花火=阿波で
阿波ふるさとふれあい納涼星空祭り