限定御朱印を授与 江戸時代中期の絵馬を基に 高野神社で元日から/岡山・津山市

経済・産業 午年にちなみ、高野神社が作った限定御朱印=岡山県津山市で
午年にちなみ、高野神社が作った限定御朱印=岡山県津山市で
         

 来年の午(うま)年にちなみ、美作国二宮・高野神社(岡山県津山市二宮)が、同神社に奉納されている江戸時代中期の絵馬を基に限定御朱印を作った。元日から授与する。

 絵馬は1681(延宝9)年に同神社に奉納されたもの。狩野派の絵師・狩野生信(洞元)によって黒い毛並みの馬が描かれている。

 全国では古来から神々の乗り物として生きた馬を献上する風習があり、時代と共に絵馬などに代わったとされる。同神社でも1934(昭和9)年まで境内で黒い馬を飼育していたという。

 河原仁司宮司(45)は「神社の歴史も知っていただくとともに、みなさんにとって大きな飛躍の年になるように祈念したい」と話す。

 金紙と銀紙計300枚を用意し、初穂料は1枚800円。元日の午前0時から、拝殿に飾られている十二支の絵を元にした御朱印(1枚500円)と併せて授与する。

 問い合わせは、同神社(TEL:0868-28-1978)。

拝殿に飾られている十二支の絵を基にした御朱印
拝殿に飾られている十二支の絵を基にした御朱印


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