障害児・者のトータルライフをテーマにした研修会がこのほど、岡山県津山市山北の市総合福祉会館で開かれ、参加者は学校卒業後の生活や支援について学んだ。
津山手をつなぐ親の会と津山地域知的障害者相談員協議会が合同で開催し、保護者や子どもら約100人が参加した。
講師3人を迎えた講演会が行われ、市障害福祉課の職員が収入や居住に関する制度を紹介。「本人の強みと課題を当事者と支援者で把握し、共有することが大切」と話した。市社会福祉協議会の職員は本人の意思決定に必要な支援、福祉サービスの利用援助について解説し、参加者は最後まで熱心に耳を傾けていた。
会場では、六つの就労継続支援事業所が生産品を販売し、訪れた人はさをり織製品や木工品、ロールケーキ、天然酵母パンなどの買い物を楽しんだ。