領家地区のとんど祭りが9日、同所の広場で行われ、住民約100人が持ち寄った正月飾りなどを焼いてコロナ収束や1年間の無病息災などを願った。
今年で38回目。青壮年部のメンバーが近くの山から切り出した青竹を、高さ約10㍍の円すい形に束ね、お飾りや書初めの書をその中に置いて準備した。
午後3時、三宅将隆町内会長、小山和三青壮年部会長が点火すると勢いよく燃え上がり、住民から歓声が上がった。この後、今年の恵方の北北西に竹を倒し、残り火で餅を竹に挟んだり、鉄器の上に載せて焼いたりと、和気あいあい伝統行事を楽しんだ。
小山会長は「昨年はコロナ、一昨年は雪で中止と3年ぶりに開催できた。コロナの一日も早い収束を願うとともに、文化の伝承、住民の交流の場としてこれからも続けて生きたい」と話した。
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とんど祭りで勢いよく燃え上がる青竹の束
領家地区とんど祭り
- 2022年1月11日
- 祭事・神事・法要