高倉自治協議会絆部会(植月豊子部会長)は14、15の両日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で品薄になっているマスクを高倉小学校=岡山県津山市=の子どもたちのために手作りし、全児童104人に贈った。
初日は部会メンバーと有志を含めて熟年女性15人が参加し、同所の高倉公民館で作業。手分けをし、地元の縫製会社が提供したメリヤス綿生地とさらしを重ねて型紙通りに切り、鼻と口をきちんと覆いやすい形状にミシンで縫い付けていった。1〜3年生用(縦10センチ、横14センチ)、4〜6年生用(縦14センチ、横16センチ)の2サイズにし、両端にゴムひもを通して仕上げ。
マスク作りを呼びかけた二木俊子さん(66)は「読み聞かせなどの活動をする中で、地域の子どもたちが心配になった。少しでも子育て世代の助けになり、感染予防に役立ててもらえたらうれしい」。
重平徹治校長は「とてもありがたい。皆さんの温かい気持ちを子どもたちに伝え、大切に使ってもらう」と話した。
p
児童に贈るマスクを手作りする絆部会の女性たち
高倉自治協議会絆部会がマスクを手作りし高倉小学校全児童に贈った/岡山・津山市
- 2020年4月15日
- 教育・保育・学校