岡山県津山市の津山東高校で7日、「高校生への食育教室~食と健康のワークショップ」(市健康増進課主催)が開かれ、看護科の1年生40人が健全な食生活の大切さを学んだ。
カレーライスやラーメン、ケーキなど実物大の食品サンプルを使って食事診断。生徒たちは普段食べているメニューを選び、栄養士から栄養バランスについてアドバイスを受けた。15歳と16歳の女子は「思ったより脂質や食塩を取りすぎていたので、日ごろから気をつけたい」「お菓子を食べ過ぎないようにしたい」と話していた。
また、保健師から心の健康づくりの話があり、2人1組で「傾聴」を体験。否定せずに話を聴くといったポイントを教わり、悩んでいる人に気づき、声をかけるゲートキーパーの役割について理解を深めた。
同校では11日から13日にも普通科と食物調理科の生徒を対象に開かれる。