通信制の希望高等学園津山校の生徒たちが17日、岡山県津山市金井地区の畑でサツマイモ掘りを体験し、収穫の喜びを味わった。
同校では不登校や引きこもり経験のある生徒も在籍しており、親子間や住民との交流を通じてそれらの改善につなげようと実施。保護者、地区住民合わせて32人が参加した。
生徒たちは金井町内会の小林範久会長の畑で甘金時と紅はるかの苗計100本を5月に植えており、天候にも恵まれて順調に生育。早速、畝を掘り返すと大きな芋が次々と顔を出し、会話も弾ませながら作業を楽しんだ。収穫した芋はそれぞれ持ち帰った。
2年の山崎愛菜さんと佐倉陽美乃さんは「大きな芋がたくさん出てきて驚いたし、楽しかった。作物ができるまでの過程や農業についても勉強になった」と話していた。