高田小学校3年生11人が8日、し、地域で営まれている農業について学んだ。
同校では「総合的な学習の時間」の一環で毎年実施している。園主の森山真一さん(64)や美作広域農業普及指導センターの職員が講師を務め、写真を見せながらブドウの成長過程や農作業を行う上での苦労などを話した。
「病気に弱いので、雨や虫が入らないように袋をかける。口はしっかりひもでしばって」といった指導を受けた児童はさっそく木の下へ。枝に実った房に手を伸ばし、「大きく育ってね」「甘くなりますように」と願い事を書いた袋を丁寧にかけていった。
池田雲珠芽さん(8)は「おいしいブドウを頑張って育てている人が近くにいる。食べる時は感謝の気持ちを忘れずにいようと思う」と話した。
子どもたちは9月中旬ごろに予定している収穫にも参加する。
高田小学校3年生 上横野の森山農園で県特産品・シャインマスカットの袋かけ作業を体験