扇や鈴を手に優雅に舞う 神楽殿で「浦安の舞」奉納/岡山・津山市

祭事・神事・法要 多くの人々が見守る中で奉納された高野神社の獅子舞
多くの人々が見守る中で奉納された高野神社の獅子舞
         

 岡山県津山市の高野神社では河原仁司宮司の祝詞などに続き、氏子町内会の女子児童(小学校6年)7人が神楽殿で浦安の舞を奉納。多くの人が見守る中、扇や鈴を手に息の合った動きで優雅に舞った。続いて二宮獅子舞保存会が拝殿前で披露。伝統文化の継承に向けて昨年から加わった子どもたちが太鼓を担当し、獅子はお囃子(はやし)に合わせて勇壮に練った。奉納が終わると、健やかな成長を願って幼児らが頭をかんでもらっていた。

 境内ではだんじり2台が展示され、屋台も出店した。4月にオープンした「歴史資料展示館」では、「だんじりの写真展と法被展」を開催。昭和初期などの貴重な古写真や、11町内会の個性豊かな法被が並び、訪れた人たちは古くから続く祭りの雰囲気を楽しんでいた。展示は31日まで。
 


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