津山の桜をイメージして福祉作業所利用者が作ったデニム製の御守袋3種が、岡山県津山市二宮の高野神社で5日から販売されている。
「さくら御守」「さくら開運御守」「さくら叶守」で、ジーンズ工場の内田縫製(新野山形)がインディゴブルーにピンク色を織り込んだ特別なデニム生地「さくら2」の残布を提供。ピンクが勝る裏側を生かしたり、ブルーが濃い表側と組み合わせるなど、就労継続支援作業所ウイズ(田町)、どんぐり工房(下高倉西)、ふれんど久米(中北下)の利用者が縫製、ひも付けなどを手掛けている。
御守と開運御守は1000円で50個限定。ペアの叶守は1200円で20個限定。春季例祭に合わせて発売し、境内わきの授与所で扱っている。
障害者の自立支援策として津山地域自立支援協議会が進める「しあわせの青いデニムプロジェクト」に賛同した季節限定品。
河原仁司宮司(40)は「新型コロナウイルス感染拡大の影響が広がっているが、疫病を払い、幸せの花が咲くよう願いを込めている」と話している。
問い合わせは、同神社(℡0868-28-1978)。
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高野神社で販売している桜をイメージしたデニム製の御守袋
高野神社、津山の桜イメージしたデニム製の御守袋3種を販売/岡山・津山市
- 2020年4月6日
- 経済・産業