鶴山小学校(志戸部)の2年生が26日、同校近くの水田で田植えを体験した。54人が昔ながらの手植え作業を通して食の大切さを学んだ。
同校では、米作りへの理解を深めようと10年ほど前から実施している。水田を所有する寺阪豊さん(70)と学校に給食の食材を提供するJA晴れの国岡山の職員が指導にあたったほか、地域のボランティアらも参加した。
寺阪さんらから作業行程を教わった児童は、横一列に並び裸足で17?の田んぼへ。ぬかるんだ泥の中、「ぬるぬるする」「泥が足にまとわりつく」などと悪戦苦闘しながら慎重に歩き、コシヒカリの苗を丁寧に植えていった。
始めて手植えの体験をした福田心結さん(7)は「簡単なように見えて大変な仕事だと気が付いた。おいしいお米を作ってくれるみなさんに感謝します」と話した。
今後は稲の成長過程を観察するほか、秋には収穫体験したり、収穫をした米でおにぎりを作り、味わったりする。
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田植えをしている鶴山小2年生児童
鶴山小学校で田植え体験
- 2021年5月27日
- 教育・保育・学校