ものづくり体験教室「お城で作る!」が3日、山下の津山城内鶴山館で始まり、親子連れらが津山藩森家の家紋をあしらったトートバッグや櫓(やぐら)形のペン立ての色付けなどを楽しんでいる。5日まで。
市観光協会の「ゴールデンウイーク近場へお出かけサポート企画」の第2弾で、初日は21組が参加。
それぞれ同協会職員に要領を教わりながら、トートバッグは白いキャンバス地の側面に「鶴丸紋」や「津山城」の文字のステンシル(型紙)を固定し、はけでインクを転写していった。ペン立ては、家形の木片にボール盤で穴を開け、アクリル絵の具でしっくい壁などの下地を塗装。その上から石垣と鶴丸紋をステンシルとはけで転写していった。
一宮小2年・山田祐輝君(東一宮)は「石垣が上手にできてうれしい。自分の机で使いたい」。父親の憲一郎さん(45)=会社員=は「遠出を控えた連休に、親子でものづくりをするいい時間が過ごせた」と笑顔だった。
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ペン立て作りを楽しむ親子
鶴山館で体験教室 「お城で作る!」
- 2021年5月4日
- イベント