会社員・小山玲子さん(45)=勝部=が、草加部工業団地の職場で体長4㌢ほどの”黒いバッタ”を発見。「不思議なバッタがいた」と本社に持ち込んだ。
「黒いバッタ」の正体は、昆虫に詳しい鶴山中教諭の末宗安之さん(55)によると「おそらくヒメギスの長翅型(ちょうしけい、はねが長い)の雄」。キリギリス科で体が黒いことは標準だが「長翅型ヒメギスは珍しく、私も間近で見たことはない。津山近辺ではやはり数は少ないですね」と説明する。
「そう言えば鳴き声はキリギリスに似ていました」と小山さん。ヒメギスは本社敷地内の草むらに逃がした。
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小山さんが草加部工業団地で見つけたヒメギス
黒いバッタ
- 2021年7月20日
- 総合