2020「七福神もちつき縁起年の瀬市」(七福神もちつき実行委主催)が19日、ソシオ一番街で開かれ、大勢の市民らでにぎわった。
美作地域の七つの寺で祈とうしたもち米や小豆、小麦粉などを使い、杵つき餅を実演販売。オープニングでは津山近辺に住んでいる世界各国の外国人が七福神に扮して登場し、美作国七福神霊場会によるご法楽に続いて、無病息災や疫病退散の願いを込めて杵で餅をついた。
ストリートには約40店が出店し、縁起物やおいしい食べ物などを販売。ぜんざいや焼き芋、牛串、海産物、ちらし寿司、自然薯、駄菓子などがずらりと並び、家族連れらが通りを歩きながら買い物や飲食を楽しんだ。「手づくりマルシェ」では、アクセサリーなどの手芸品が人気を集めた。イベントもにぎやかに行われ、宮坂流津山銭太鼓保存会や和っしょい津山の踊り、津山鶴丸太鼓の演奏、太極拳、大道芸などが会場を盛り上げていた。
催しは全世界にライブネット配信された。
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疫病退散などへの願いを込めて餅をつく七福神