農畜産物の生産から加工、販売までを網羅する「6次産業化」をテーマにしたセミナーが17日、山下の美作県民であり、農家ら11人が学んだ。
経営コンサルタントの高橋志織さん(44)=総社市=が講師を務め、コロナ禍でのビジネスノウハウについて話した。
疫病退散の願かけイラストを桃の皮に施す技術で特許を取得したり、ミカンの収穫手順の動画をネットに投稿して間接的に人材育成に取り組んだりする事例を紹介し、「ピンチはチャンスで逆手にとるのが大切」と強調。「自粛疲れの自分に贅沢なご褒美を」「巣ごもり生活でますます自炊力アップ」など、コロナ禍のキーワードを商品のPRに使う手もあるとした。
同県民局では、6次産業化セミナーを毎年開催している。
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6次産業化について学ぶ参加者
6次産業化セミナー
- 2020年11月20日
- 経済・産業