恋人間で起こるデートDV(ドメスティックバイオレンス)やハラスメントをテーマにした講演が6日、美作大学・同短期大学部(北園町)で開かれた。
講師の心理カウンセラー・市場恵子さん(70)は、メールを返さなかったのを恨んで暴力を振るったり、自分以外の人と交友しないことを強要したりした男女カップルの事例を紹介。「被害を受けた人は『これくらいのことなら』と思って我慢してはだめ。互いに尊重し、自分らしくいられる関係が理想」と呼びかけた。
信頼関係を築くポイントとして、言葉の使い方を「するな」「しろよ」というYOUメッセージではなく、「してくれたらうれしい」「したい」というIメッセージにすることが大切と話した。
1年生共通セミナーの一環で毎年開催しており、この日は約340人が受講。女性ボランティア組織・国際ソロプチミスト津山が後援した。
DV講演会