JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙教育センターの職員を招いた特別授業

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 JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙教育センターの職員を招いた特別授業が25日、向陽小(岡山県津山市二宮)であり、6年生31人がJAXAの業務や宇宙飛行士に必要な資質について学んだ。
 県生涯学習センターが実施するJAXAとの連携事業の一環で、宇宙教育センター(神奈川県相模原市)の高村苑実主事補が来校。
 惑星探査や人工衛星の製作・運用といった仕事内容にふれ、現在6人が所属する宇宙飛行士については宇宙での実験、国際宇宙ステーションの維持管理に携わっていることを紹介した。
 宇宙ステーション内での様子を見せながら「地上の管制官の指示を受け、国籍や年齢も異なるチームで共同作業を成し遂げるには異文化対応やコミュニケーションの能力が大切。正確かつ簡潔に情報を伝えることが求められる」と強調。
 続いてワークショップで3人1組になり、管制官役がミッションカードに描かれた図形の組み合わせを口頭で伝え、宇宙飛行士役が紙の図形を聞いた配列に並べていった。
 北川晟生君は「国際宇宙ステーションで日本人が活躍しているのはすごいと思う。将来の夢は教師だけれど、宇宙飛行士にもあこがれる。人とのコミュニケーションは得意な方なので、もっと能力をつけたい」と話した。

JAXA宇宙教育センターの職員の話を聞く児童たち


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