今日5日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。日ごと春めく中、冬ごもりをしていた生き物たちがはい出てくるころとされる。
岡山県勝田郡奈義町滝本の農業・植月志朗さん方(82)では、春の訪れを告げると言われる渡り鳥・ツバメが飛来。天井に巣を作り、静かに羽を休めている。毎年3月下旬にやって来るが今年は1カ月早い。植月さんは「まだ寒さが残る。元気に過ごしてほしい」と話す。例年だとツバメはお盆を過ぎたころに、家の前に集まった大群に混ざって去っていくという。
気象庁によると今後1週間の県北の気温は9〜13度と平年並みと予報している。