岡山県津山市などの児童文学愛好家らでつくり、子ども向けの物語を創作している「美作創作の会こんぺいとう」(福田恵子会長)は、年に一度発行している同人誌『いろはに こんぺいとう 第32号』(A5版、99ページ)を刊行した。
会員10人による書き下ろし。心に小さな傷を抱えた少女が先生と級友との温かい触れ合いを通じて元気を取り戻すまでを描いた「ゆっこのせなか」、満蒙開拓青少年義勇団として石川県能登の日輪訓練所にいくことになった少年たちの物語「ふる里のささえ」、母への思いを書いた葉っぱのハガキをめぐる「ゆうびんはいたつおねがいします」など力作計10編を収録。
同市河辺の津山ブックセンターで購入できる。1000円(税込)。問い合わせは、神﨑博彦さん(TEL:0868-26-0508)。